新年明けましておめでとうございます。
今年も絵画教室を楽しんでいこうと思っています。
クチーナカメヤマ絵画教室です!
年末年始は飲食店経営でバタバタだったんですけど、1月も中旬になってきてようやく落ち着いてきました。
そんなこんなで絵を描く余裕も少し出てきたので、絵画教室も再開していきます。
去年のフランス絵画の仕上げ
去年のフランス絵画を紹介していきます。
まずは生徒さんの作品です。
非常に素晴らしい作品に仕上がってますね。
ちょっと色写りが悪い気がしますが、(照明の関係で)フランスのノスタルジックな雰囲気が感じられる作品だと思います。
細かいタッチで色を複雑に重ねながら情景が描写してあり、写真を超える出来栄えですね!!(実物はもっと素晴らしいです)
実はこの絵画を売ってほしいという話が舞い込みました。
生徒さんの想いが詰まった一枚なので売却はしなかったんですが、素晴らしい作品はやはり見る人の心を奪ってしまうものなんです😊
次に講師の僕の作品です。
今回は水のきらめきとフランスの香りを表現したくてこのフランスの風景を選びました。エディットピアフのシャンソンが聞こえるようなアンニュイ(物憂げ)な雰囲気です。
紆余曲折色々と試行錯誤しながらでしたが、なんとかまとまったと思います。
光の当たる部分と影になる部分を分けて表現することで、より光が感じられるようになっています。
リアルに描くのも面白いですが、印象派っぽく仕上げるとグッとくる作品が作れるようになります。ぜひ試してみてくださいね!
今回のテーマはパッレットナイフで作品を作ろう!
次にパレットナイフで作品を作っていきます。
今回はF6パネルの大きさで描いてもらっています。
パレットナイフで作品を作る時の注意点は特にありません。
ナイフでチョンチョンと描いていったり、削ったり、縦に線を引いたりとパレットナイフの描き方は限られているんですが、色をキャンバス状で混ぜ合わせることで、偶発性と色のさまざまな変化を楽しむことができます。
難しく考えずに感性のまま描くことができる技法なので楽しんで描いてもらえたらと思います。
では早速紹介してきます。
まずはフランスの葡萄畑ですね!
パレットナイフ特有の質感が出ていてとてもたのしい作品が作れていますね。
明るさが前面に出ているため、南国っぽい雰囲気になっていますが、今後どのように変化していくのが楽しみです😊
こちらは前面にまずパレットナイフでレンガ作りのお家を描いていってます。
同じ色を重ねるにしても、メディウムを使い立体感を表現することで作品に奥ゆきが出てきます🙌
これがパレットナイフ作品の面白さですね。
こちらは建物がたくさんあるフランスの風景をパレットナイフで描いていく作品です。
ナイフでも非常に細かい表現が作り出されていて、心が動くような作品が出来上がる予感がヒシヒシとしてきます✨
最後に講師の作品です。
今回は前回の教訓を生かして、建物の下書きをしっかりと取ったつもりです。
レンガ調の建物の質感を意識して雰囲気を描いています。
まとめ
ということで今回はフランスの風景画をパレットナイフで描いていく絵画教室になっています。
パレットナイフはいい意味で雰囲気をキャンバスに移していく技法になるので、目で見たもの以上に心で感じた想いをナイフに宿してもらえればと思います。
色を重ねてしまえば何度でも描き直しできますので、勇気を出してズバババと描いていくと楽しいですよ!!