ゴッホを描く京都市左京区一乗寺絵画教室

早5月ということで、今日でゴールデンウィークも最終日になっています。
時が経つのは早いものですね。
去年11月から始めた絵画教室ももう半年になります。

 

京都市左京区一乗寺にあるイタリアンバルにて大体月に2、3回開催している絵画教室です。
当初はお子さんメインで大人は遊び感覚で運営していこうなんて思っていましたが、現在は大人の参加者ばかりで絵画教室を運営しています。

 

先日近所のバックスさんに(画材屋さん)絵画教室のチラシを置いてもらえることになったので、この先はまた参加者が増えるのではないかな?と思っていますが、まだ音沙汰なしなので、どうなるんですかね〜笑。

大人のようなハイレベルの絵画ではなく、子供が描く純粋な絵画も好きなのでぜひ参加者が増えたら楽しいなと思ってますが、まだまだ様子見が続くようです😇

京都市左京区一乗寺絵画教室5月の課題

今回はゴッホの模写でございます。

ゴッホとは皆さんご存知の通りのあの独特の筆のタッチが有名な印象派の巨匠でございます。

生前は絵画が一枚しか売れなかったことでも有名で、どうやって生活していたんだろ?と思う方も多いと思いますが、弟のテオさんが色々と支援して生活していたようです。

ゴッホは毎日絵を何枚も描くような生活をしていて、圧倒的なスピードで絵を仕上げてしまうことでも有名です。

 

デッサンも合わせると10年間で2000枚近く描いていたそうです。

絵の具を油に溶いて何回も重ね塗りするのが油絵の基本なんですが、キャンバスにそのまま油絵の具をのせてモリモリした絵画を描くという手法を好んで使っていました。

 

自分の耳を削ぎ落とした自画像を描いたりもしていて、このちょっとしたエピソードでも分かる通り、結構な変わり者だと思います。

だからこそ圧倒的な存在感を持つ絵画を描けたのだと思いますが一般生活には苦労がたえなさそうですね🫢

芸術家は変わり者という代名詞を体現したような人生を歩んでたのがゴッホです。

 

ゴッホを描こう!

ということで早速皆さんの取り組みを紹介していきます!

今回はまずは下書きしてからの着彩という流れです。

模写になるので見たままをそのまま描く。ということになるんですが、できればゴッホの気持ちになりゴッホの絵画にかける想いを筆に乗せることができると素晴らしいと思います。

 

見た目の模写だけでなく、絵画の本質である内面を表現することができるのか!?ですね😊

 

講師の模写

ざっくりと形をとって、ゴッホの筆の流れを意識して着彩しています。

今回はゴッホの模写ということなので、立体感が出るようにメディウム(ジェルメディウムヘビィーボディ)を使用して絵画を描いています。

ゴッホの模写を描いてみると適当なように見えてめちゃめちゃ難しいです。

生徒さん

かなり良いですね!ゴッホの狂気じみた感じと糸杉の存在感がうまく表現されています。
素晴らしい✨

こちらは星月夜を模写でございます。
色使いが非常に綺麗でモチーフの位置関係もうまく取れています。

こちらも素晴らしい✨

こちらは夜のカフェテラスの模写でございます。

夜のカフェテラスはゴッホもきちんと下書きをしていて(実際にある場所)作品を仕上げています。

ということで下書きに結構苦戦されてましたが、模写は位置関係がズレると微妙になっちゃうのでモチーフが多い場合作品などはしっかりと下書きをすることが大事です。

しっかりと下書きをされてて素晴らしい✨

まとめ

今回はゴッホ模写1回目ということで、皆さんに取り組んでいただきました。

感想を伺ってみると皆さん難しい!!という感想でした。

 

講師の僕も同じです。

適当に描いているというと語弊がありますが、圧倒的なスピード感で仕上げてある作品なのでスッと描けるのかな?と思ってましたが、筆のタッチを真似て描こうと思うとめちゃめちゃに神経を使って集中力を保つ必要がありました。

 

模写こそが画力アップの1番の近道と言いますが、その意味を体感しましたね。

ということであと2回くらいで完成になるかな?

次回をお楽しみに😊