先日は甲子園に高校野球を応援に行きました!
島根県代表の大社高校を応援に行ったんですが、神村学園に負けはしましたが死力を尽くした熱い試合でしたね。良い試合を見させていただきました。
ということで今回もデッサンの授業になります!
前回はこちら
まずは生徒さんの作品から
左京区一乗寺絵画教室 生徒さんの作品デッサン編
虎のデッサンです!
写真をよくみてみるとケント紙に縦横のラインがたくさん描いてあると思いますが、虎さんの目鼻口などの正確な場所を取るためにガイドラインを引いて配置を決めています。
この当たりを取る作業がデッサンで一番難しいと僕は思っているんですが、定規などを使わずに正確な位置が取れるようになれば、よりリアルな絵が自然に描けるようになります。
ということで、良い感じに虎の顔が出てきてますね😊
当たりを取る段階ではこれであってるのかな?と不安になることも多いですが、細部を細かく描いていくことで、ちゃんとリアルな絵に仕上がっていきます。
デッサンでは最初の当たりを正確な位置で取る技術が何より大事になってきます。
次に茄子とトマト、玉ねぎのデッサンです。
茄子の黒光した質感がうまく描けていますね😊
茄子を黒くしっかりと描いていることで、白黒デッサンなのにトマトが赤くみえるようになっています。
色が浮かび上がってくるという表現をしたりするんですが、上手いデッサンは白黒なのにほんのり色が見えてくるので、とても良い感じに描けてる証拠です!!
今回は茄子をしっかりと描いてもらうことをテーマに取り組んでいただいたので、トマトと玉ねぎは次回にしっかりと描いてもらいます。
講師のデッサン
こちらは完成ということで、可愛らしいコーギー犬ができあがりました✨
一見良い感じに見えると思いますが、実際には正確な位置が取れてなく、写真をそっくり写せたかというと結構ズレていたので、まだまだ修行が足りないと痛感させられました。
正確な位置や形さえ取れればデッサンは鉛筆を使った色塗り作業なので、そこまで難しくないと思います。
正確な位置を取るのが本当に難しいんですよ〜〜〜🥲
まとめ
ということで今回はデッサンの授業をしてみました。
デッサンは基礎画力が向上するトレーニングとして最適です。
◯形を正確に写す。
◯モチーフの立体感を表現する。
◯光の当たり方で色のトーンを変える。
◯細部に渡るまで細かく観察して質感を表現していく
などなど絵画を描く上で大切な要素が詰まっています。
あえてラフに描くことで表現力を磨くことも可能なので、デッサンは侮れないですね。
美術大学の試験もデッサンは必ずありますし、絵画を上達していく上でデッサンがうまくできるようになることは大事なんでしょうね!
次回も画力アップ講座ということで、デッサンしてみようかな〜🤔と考え中です。
基本ができてこその応用なので、正確な位置がとれる技術を身につけていきましょう!