こんにちは亀山です。
今日から基礎授業を開始していきます!

まずは基礎の基礎ということで、
絵が上達していく4つの秘訣ということで、画力についての知識を学んでいただこうと思います。

 

この話はそこまで難しいものではないですが、
非常に重要な考え方ですので楽しんでもらえたらと思います。

この4つを意識するだけで絵の上達スピードが
どんどん加速していくと言っても
過言ではないので楽しく学んでいきましょう!!

料理の技術を学ぶ前に
料理を美味しく作るコツを学んでおく!
みたいなイメージで大丈夫です。

絵が上手いとは

世の中には絵が上手い人と
絵が下手な人がいますよね。

 

ではこの差は一体なんなのか?
これを分析していきます。

早速答えを紹介します!!

①構図
②デッサン力
③画材を扱うテクニック
④個性(オリジナリティ)

 

他にも色々な要素がありますが、僕はこの4つの要素が重要だと考えています。
そしてこの要素を伸ばしていくことで、画力がぐんぐんと向上していきます。詳しく解説していきます。

 

画力を上げる要素 その1 構図

まず初めに構図について紹介します。

構図とはモチーフ(絵の対象物)をどの場所に置いて絵を描いていくかということです。

分かりやすく説明すると写真をどのように撮るかですね。

同じ画力がある写真(解像度が同じという意味)の良し悪しはこの構図でほとんど全てが決まっていきます。

この写真を見てもらうと分かると思いますが、モチーフは変えずに構図を変えるだけで写真の印象が大きく変わってきます。

この構図には正解はないんですが、基本的な構図というものがありますのでそれを覚えてもらえれば画力も写真力も向上します。

ここでは構図が大事なんだなと覚えておいてください。

料理で例えると盛り付けですね!
美味しい料理があっても盛り付けで台無しになることもありますからね。

画力を上げる要素 その2 デッサン力

次の画力を上げる要素はデッサン力です。

デッサンとはフランス語で線を引くという意味で、鉛筆や木炭などを使い、モチーフの形を白黒でとらえて描くことです。

デッサン力とは、モチーフ(対象物)の形を上手にとることができる能力ですね。

一般的に絵が上手いと言われてる人はデッサン力が高い人だと思います。

物の形を正確にとり、表現するすることで絵画に説得力やリアリティーが増します。

このデッサン力はデッサンを繰り返し行うことで向上していきます。

このオンライン絵画教室でもデッサンの授業を行いますので、そこで詳しく学んでいただきます。

デッサン力が高いとリアリティが増し、絵が上手く見えます。

ただ、写真のように写すことだけがデッサン力が高いとは言いません。

独特の雰囲気を持たせたり、写真では表現できないようにデッサンをすることもデッサン力と言います。

デッサン力とはリアルにモチーフを描く力それプラス表現力をもっていることと捉えてもらえると良いと思います。

ただし、デッサン力が必ずしも高くないと絵が上手くないかというとそうでもありません。下手ウマな絵画とか、ゴッホやモネに代表される印象派の絵画は精密にモチーフの形を取るわけではないので、ある程度のデッサン力があれば十分です。

料理人にとっての包丁が使えたらいいよね。くらいの感覚と思ってもらえたらいいのかなと思います。包丁がある程度しか使えなくてもおいしい料理を作る人は沢山いますからね。

画力を上げる要素 その3 画材を扱うテクニック

つぎの画力を上げる要素は画材を扱うテクニックです。

画材を扱うテクニックとはその言葉の通りですがこれが理解できてないと上手に絵は描けません。

例えるなら、食材の扱い方みたいなものです。

ペペロンチーノパスタを作る時を考えてください。

美味しい食材を用意してあります。では美味しく作ってください。

と言われても、初めてパスタを作る人には難しいですよね。
一般的にはまずパスタを茹でてニンニクを炒めることから始めますが、この時のオリーブオイルの量はどれくらいが最適でしょうか?ニンニクを炒める温度はどのくらいが最適でしょうか?時間はどのくらいでしょうか?

みたいな感じで食材の適した扱いかを知っていないと美味しいパスタは作れませんよね。

絵画を描く時も一緒で美味しいパスタ=自分が描きたい絵画と捉えてもらえれば分かりやすいと思います。

食材とは絵の具や筆ですね。この最適な使い方をマスターすることで、自分の描きたい世界をキャンバスに写すことができます。

この画材を扱うテクニックは授業でとことん学んでいただきます。
グラデーションをマスターしたり、絵の具の重ね方をマスターしたり、料理技術を学ぶように絵画技術を学んでもらうことで画力がアップします。

画材を扱うテクニックが上がる=表現力が上がると言ってもいいかもしれませんね。

画力を上げる要素 その4 個性(オリジナリティ)

次の要素は個性(オリジナリティ)です。

この個性は人それぞれ持っている能力で、
あなたらしさと言ってもいい部分です。

基本的な画力が身についた上で
このオリジナリティが出てくると
唯一無二の作品を作るアーティストになれます。

 

具体的には宮崎駿さんであったり、鳥山明さん、ゴッホだったりモネだったり、作品を見ただけで、その人の作品だと一目めで分かるようになると個性溢れるオリジナリティを持った作品になります。

そしてオリジナリティがあればファンが付きやすく、あなたを最大限に表現できていると言えるでしょう。

この個性は試行錯誤をしていくと徐々に形が出てくると思いますので、最初の頃はあまり気にせず絵を描いてもらえたらと思います。

自分の個性が分かった時にその個性を伸ばしていくことで、圧倒的な絵画が描けるようになっていきます。

絵が上手くなるワンポイントテクニック

画力を上げるテクニックとして有効なテクニックをご紹介します。

① 描いた絵を遠くから見る

② 写真に撮ってみる

③大きく描く